So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

居合道 [日記・その他]

IMG_4704.jpg

みなさんは居合術をご存知でしょうか。

居合術は「居合抜き」、「抜刀術」などとテレビなどでもたまーに紹介されています。

一般的な剣術と似ているように思われるかもしれませんが、本質は全く別のもので、剣術の中でも刀法に重きを置いています。

元々居合術は剛腕な剣豪がひしめく戦国の時代、林崎甚助重信というお侍さんが敵討ちのために長年かけて編み出した剣術でございます。力まかせに刀を振り回すのではなく、身体を上手に使って無駄の一切ない、力全く必要としない刀の使い方、これが居合術における刀法です。


学生時代から剣道をやっていましたが、ずっと疑問でした。

あれは人を斬るためのものでは無く、身を守るためのものでも無い、ましてや竹刀の使い方は刀のそれとは全く別であり、果たして剣の道と呼べるのだろうかと・・・


6A2E9AD0-65AA-44B0-99E5-E0B49F6D7AE5.jpg

そこで居合を始めたわけです。居合は早く抜いて斬って鞘に納めるだけのシンプルな動きです。

シンプルな動きなんですが、、、、これがめちゃくちゃ難しいんです。

居合は一本抜くのが実は大変な事で、死ぬる気で抜くところに極意があるのかもしれません。


P1030181g.jpg

スポーツ化してしまった現代の剣道は、敵は1人だし、前にいるし、始めの号令で勝負する。

攻撃も面(頭)と小手(手)、胴、突きの4箇所しかありません。

当然相手もそこを目指してきますが、居合は違います。そんなスポーツみたいな緩いルールに守られていません。


P1030183.jpg

最大に難しいのは相手があない事でしょうか。相手がいれば、そいつに勝てばおしまいですが、ひたすら技を磨く事によって、自分の居合ができるように探求します。

なのでもちろん卒業はありません。死ぬる直前までやって初めて己の居合が見えてくるものと思います。


私は土佐に400年以上変わらず口伝直伝で受け継がれている、いわゆる古流を修練しています。

古流ゆえに自分の勝手な解釈で技を変えるなどもってのほか。代々受け継がれた技をただ磨くのみです。

最終的に居合とは誰かのためにするのでは無く、己のためにストイックに自分と向き合うのです。

実に面白く難しい、禅のような、それが居合術でございます。^^



ちなみに居合の同志には色々な職業の方がおられますが、私と同じ道場には、少年ジャンプでドーベルマン刑事やブラックエンジェルズを描いていた、平松伸二先生がおられます。^^

今もグランドジャンプで、自身の自伝マンガ「そしてボクは外道マンになる」を連載中です。

とっても面白いので、当時ジャンプを読んでいた皆さんには是非読んでもらいたいと思います。


DSC_9675.jpg

平松先生と外道マン3巻(この3巻はボクの個人所有物です)


そしてボクは外道マンになる 3 (ヤングジャンプコミックス)

そしてボクは外道マンになる 3 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 平松 伸二
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: コミック

そしてボクは外道マンになる 1 (ヤングジャンプコミックス)

そしてボクは外道マンになる 1 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 平松 伸二
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: コミック
そしてボクは外道マンになる 2 (ヤングジャンプコミックス)

そしてボクは外道マンになる 2 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 平松 伸二
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/19
  • メディア: コミック

nice!(21)  コメント(6) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 21

コメント 6

テリー

お久しぶりです。
正直、剣道とか、さらに、居合は、わかりませんが、続けてゆくのも、大変でしょうね。
仕事を持ちながら、居合を続けてゆくというのは、気分転換、運動不足解消になって、いいかもしれませんね。
by テリー (2018-06-08 10:17) 

JUNKO

全くわかりませんがテレビで何度か見たような記憶があります。説明を詳しくしてくださったので、少し理解できました。いかにも日本の武士道の極意の世界ですね、ストイックに自分と向き合うことのない現代、とても良い出会いをなさったのだと感じ入っています。
by JUNKO (2018-06-08 11:06) 

タカタカ

正直居合術の試合とか生でみた事がありません、
居合い抜きと云う言葉はすごくよく聞きます。
浪曲で広沢虎造さんの清水次郎長伝に大政小政の子分が
います、親孝行で身体が小さいので居合い抜きを習い
小さな喧嘩は小政と昔から聞いた事があります(今も聞きます)
それだけ凄い武術、剣の達人はこの居合い抜が最高と
自分では思って今も時代劇映画やドラマなどは好きです、
ジョルノさんのお父さんと同年代なので分かって戴けるかと
凄い事です・・・・
by タカタカ (2018-06-08 20:02) 

gillman

ぼくは中学時代は剣道部だったので居合は憧れでした。
by gillman (2018-06-10 13:02) 

とり

おおおお、あの平松先生が!!
ドーベルマン刑事、ブラックエンジェルズ、
ドハマりしてました!!

ジョルノさん、こんなことされてたんですか(@Д@)
前記事のイラスト、モデルがおられたのですね
by とり (2018-06-13 20:33) 

ジョルノ飛曹長

皆さんコメント感謝です。
テリーさん>
居合はやっているから特にどうという事はありませんが、人生に筋が一本通るような特別な感じがあります。
思考が居合の思考になるんです。禅のようなものです。

JUNKOさん>
本物の武道とはこういうものだと思っています。
その他本物の武道には弓道をはじめいくつか残っていますが、その殆どはスポーツになってしまいました。

タカタカさん>
剣術においては、やはり居合術が最強だと思います。
実際に戦って証明する事はできませんが、歴史からみても明らかです。
ただ最強が欲しいわけではなく、あくまでも己のために技を磨く。これが肝心です。^^

gillmanさん>
剣道も正確な打ち込みができるように精進していくと、それはそれで奥深いものですね。^^
正確な技を出すためには形はとても重要なのですが、その形自体の理合いがわかっていないで形だけにとらわれるとやはりうまくいきません。我々の居合はそういった事を特に気にして日々稽古しています。

とりさん>
そうなんです。実は本業は猫侍だったのです。(笑)
イラストは自画像ですよ。^^
剣道は論外ですが、居合術も流派によってはだいぶ刀法からかけ離れてしまったところも散見されます。
我らは真の古流として本物の刀法を受け継ぐ責任があり、正しく後世に伝えねばなりませぬ。
by ジョルノ飛曹長 (2018-06-13 23:25) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。